電柱にぶつかって運転者がけがをした場合の対応事例

電柱との接触事故を起こしてしまい、運転者ご自身がけがをされてしまったケースについて、事故発生から保険金のお支払いまでの流れをご案内します。

事故(トラブル)の状況

Aさんは買い物をして、帰宅する途中、誤って道路脇の電柱に接触してしまいました。Aさんは、相手のいない自損事故ではあったものの、電柱に擦り傷がついていたので、現場から110番通報しました。立ち会いした警察官からは、「電柱の所有者から後日連絡があるかもしれない」と言われました。
Aさんは接触の際の衝撃で首のあたりに痛みをおぼえ、救急車で搬送されました。自分の車のバンパーは大きなへこみがついてしまったため、後日修理工場に連絡することにしました。

補償内容

車両保険(一般タイプ):200万円(免責金額ゼロ)
対物賠償保険:無制限
人身傷害保険(一般タイプ):3,000万円
搭乗者傷害保険:1,000万円

三井ダイレクト損保への連絡

Aさんが自損事故を起こし、救急搬送されたことを電話で聞いたAさんの奥さま、Bさんはすぐさま搬送先の病院にかけつけました。検査の結果、軽度のむち打ちということが分かりました。安心したBさんは三井ダイレクト損保へ事故の連絡をしました。

Bさんは、三井ダイレクト損保の事故担当者に、事故の詳しい状況を伝え、今回補償される内容や保険金支払いまでの流れ、必要な書類の記入方法、3等級ダウン事故となり次年度の保険料がアップすること等について説明を受けました。また、当日に立替した治療費の清算方法についても案内されました。

電柱の賠償については、三井ダイレクト損保の担当者が、電柱の所有者と直接話をして解決まで示談交渉してくれるとの説明があり、安心しました。

損害額の調査

ケガの損害

Aさんのけがは良くなり、むち打ちが完治しました。
10日間通院しており、3万円の治療費を立替えていました。
病院に行くまでの電車・バス代に2,000円がかかりました。

モノの損害

Aさんの車は三井ダイレクト損保の担当者から紹介された提携修理工場で修理され、バンパーに大きな損傷を受けた車はきれいに直りました。15万円の修理費用がかかりました。
電柱の損傷についても三井ダイレクトの担当者と電柱の所有者との打ち合わせのうえ、問題無く復旧され、20万円の修理費用がかかりました。

示談・保険金のお支払い

ケガの損害

治療費をAさんが立替え、領収書など必要書類が完備されたため、三井ダイレクト損保の担当者からAさんにお支払いするとの案内がありました。お支払いされる保険金は、通院の際に実際にかかった費用や精神的損害をお支払いする人身傷害保険の保険金と部位・症状に関わらず通院した日数で認定される一時金払の搭乗者傷害保険の保険金でした。

支払われた保険金
  • 人身傷害保険
    Aさんの治療費(むち打ち):3万円
    交通費(電車・バス代):2,000円
    精神的損害:8万4,000円
  • 搭乗者傷害保険
    Aさんは事故から180日以内に5日間以上の通院をしたため:10万円

モノの損害

Aさんの車を修理した提携修理工場から「三井ダイレクト損保の担当者が損傷写真・請求書等を受領し、工場と三井ダイレクト損保との間で修理費用の取り決めをした」との報告があり、修理費用は直接工場へ支払うよう指示しました。
電柱については、三井ダイレクトの担当者が「復旧確認書」(所有者から復旧した旨を通知された書類)を受領。「所有者にも修理費用の支払いをもって事故解決に応じて頂くことができた」との報告がありました。

支払われた保険金
  • 車両保険
    Aさんの車の修理費用:15万円
  • 対物賠償保険
    Aさんが破損させた電柱の修理費用:20万円

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