エンジンルームをチェック

愛車のエンジンルームの開け方、ご存知ですか?最近のクルマだと、めったに壊れることもないので、自分でエンジンルームを一度も開けたことがない、なんて方も少なくないかもしれません。とは言え、日常点検はユーザーの義務、エンジンルーム内の点検も日常点検項目に含まれています。

エンジンルームを見るなんて難しそう! と思うかもしれませんが、確認する場所は以下の5つだけです。もし場所が分からない場合は、愛車の取扱説明書に記載されていますので、確認してみてください。

ボンネットを開けるオープナーは運転席足もと付近などにあります

素人には難しそうなエンジンルームも見るポイントは5つだけ

1.ウインドーウォッシャー液の量

エンジンルームにあるいくつかのフタのなかで、写真のマークが書かれているのがウインドーウォッシャータンクのフタです。液量を確認して、減っている場合は補充します。ウォッシャー液はカー用品店などで購入できます。水道水だと冬場に凍結してしまいます。

タンク自体に下限のマークが記されている場合や、フタの中にレベルゲージがついている場合もあります。

2.ブレーキ液の量

エンジンルームの中で、運転席のそばにあるのがブレーキ液のタンクです。タンクの側面にMAX(上限)とMIN(下限)の表示がありますので、液面がその間にあることを確認します。液量が下限に近い場合は、ブレーキパッドが減っている可能性も。液は補充せずにディーラーなどで点検してもらってください。

3.バッテリー液の量

バッテリーの中に入っている液は、徐々に減っていきます。バッテリーの側面を見ると、液量のUPPER(上限)とLOWER(下限)を示す目盛り線がありますので、液量がその間にあることを確認します。バッテリー内部は6つの部屋に分かれていますので、それぞれの部屋で水位が適正であることを確認してください。

液量が少ない場合は、バッテリー液を補充します。バッテリー液はカー用品店などで販売しています。それぞれの部屋のキャップを外して上限まで補充してください。バッテリー液は希硫酸ですので、作業をする際はゴーグルやゴム手袋で保護しましょう。

一般的にエンジンルームにあるバッテリー。最近のクルマは断熱のためケースに覆われていることもありますが、液量は確認できるようになっています。

液量がわかりにくい場合は、反対側からLEDライトなどで光りを当てつつクルマを揺らすと、わかりやすくなります。

4.冷却水の量

ラジエターキャップの根元から伸びるホースの先に冷却水のリザーバータンクはあることが多いです。タンクには上限と下限を示す線が引いてありますので、水位がその範囲に収まっていることを確認してください。

エンジンが冷えているときは下限寄り、エンジンが温まっているときは上限寄りになっているのが正常です。もし極端に減っている場合は、ディーラーなどで確認をしてもらってください。蒸発などによる多少の減少の場合は、通常の冷却水の場合は水道水、スーパーロングライフクーラントを使用している場合は精製水を補充してください。

5.エンジンオイルの量

エンジンルームを探すと、エンジン本体の近くに黄色い取っ手のついた棒を見つけられると思います。それがエンジンオイルレベルゲージです。黄色い取っ手を引っぱってオイルレベルゲージを抜いたら、先端についたオイルを拭き取ります。再度オイルレベルゲージを奥まで刺して、静かに引き抜いたら先端についたオイルの跡を確認し、ゲージの上限と下限の間にあれば大丈夫です。

レベルゲージに空いた二つの穴が上限と下限を示しています。

自動車保険シミュレーションやさしい保険ナビ

はじめての方はこちら自動車保険ガイド

ページID:
C.5.6.2

事故受付センター

0120-258-312

(24時間365日)

ロードサービスセンター

0120-638-312

(24時間365日)

重要書類のご案内(パンフレット、約款のしおり等)

自動車保険のパンフレット・重要事項説明書・約款のしおり(普通保険約款・特約)・ロードサービスご利用規約はこちらからご覧いただけます。

ページトップに戻る